
2023年10月29日 更新
塗装のひび割れ原因とその対処法:家の外壁を守るためのガイド
外壁のひび割れ、気になりますよね。 家を守る外壁がひび割れてしまうと、見た目の美しさはもちろん、家そのものの機能にも影響が出てしまいます。 この記事では、外壁のひび割れの原因とその対処法について解説します。 外壁のメンテナンスを考えている方、これから新築やリフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。 ◻︎塗装が割れる主な原因とその特徴 外壁塗装のひび割れはにはさまざまな種類があり、原因もそれぞれ異なっています。 以下で、外壁の主なひび割れの分類と原因を4つご紹介します。 1:乾燥クラック 乾燥クラックは、外壁塗装の乾燥過程で発生します。 塗料が乾燥し、水分が蒸発することで生じる収縮が、ひび割れの原因です。 特にモルタルの外壁に多く見られ、クラック幅が非常に狭く、近くで確認しないと分かりにくいという特徴があります。 下塗りで微弾性フィラーを使用することが効果的な対策です。 2:縁切れクラック 縁切れクラックは、塗装の中断と再開が原因で発生します。 天候などで塗装作業が中断し、再開した際に塗料の乾燥に差が出てしまうことが、縁切れクラックを引き起こす原因です。 時間差で塗った塗装のつなぎ目が浮いているという特徴があります。 不注意によって発生するケースが多いため、信頼のおける業者に、シーラーの下塗り処理を依頼してくださいね。 3:開口クラック 開口クラックは、窓枠周辺に発生します。 地震や建物のゆがみが主な原因で、特に窓枠や扉の開口部分にひびが現れることがほとんどです。 開口部によって補修方法が変わるため、当社のような専門業者に依頼することがおすすめです。 4:ヘアークラック ヘアークラックは、紫外線によるクラックです。 細かいひび割れが特徴で、大きなひび割れではないため、下地材を塗ることでひび割れを埋めて対策します。 ただし、チョーキング現象が見られる場合は、早めの対処をおすすめします。 ◻︎ひび割れの補修方法 ひび割れは、大きさによって対処法が異なります。 目安となる大きさ別に補修方法をご紹介しますので、以下を参考にしてみてくださいね。 1:幅0.3ミリメートル以下のヘアークラック ヘアークラックは、塗装で埋められます。 この程度のひび割れであれば、特別な対処法は必要ありません。 2:幅0.3~1ミリメートルのクラックの補修 この範囲のクラックでは、シーリング材を注入し、微弾性フィラーで下塗りを行います。 その後、塗装を行うことでひび割れを補修します。 3:幅1ミリメートル以上のクラックの対応 1ミリメートル以上のクラックの場合、そのままではシーリング材が奥まで入らないため、Vカット工法を用います。 ディスクサンダーでひび割れを削り、シーリング材をしっかり注入し、その後に微弾性フィラーで下塗りを行って塗装をします。 ◻︎まとめ 外壁のひび割れは見た目の問題だけでなく、家の機能にも影響を与える可能性があります。 ひび割れは、発生場所や原因によってさまざまな種類があることをご紹介しました。 本記事を参考に、適切な対処法を知ることで、外壁を長持ちさせて快適な住まいを保ってくださいね。スタッフブログ