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外壁材のALCとは?その特徴やおしゃれな外壁を実現するためのポイントをご紹介!

2024.03.29 (Fri) 更新

現代的なデザインと機能性を重視する人々の間で、ALC外壁に対する関心が高まっています。
今回は、ALC外壁の基本情報と、それを活用したおしゃれな外観作りのアイデアを提供します。
美しさと実用性を兼ね備えた外壁にするためのヒントを見つけてみましょう。

□ALCの外壁はどんな外壁?

ALC、すなわち”Autoclaved Lightweight aerated Concrete”は、その名の通り軽量で気泡を含んだ特殊なコンクリートです。
この気泡が含まれることで、ALCは通常のコンクリートとは異なる独特の特性を持ちます。

*ALCの特徴

・軽量性:ALCの内部に含まれる気泡により、軽量で取り扱いやすくなっています。
・断熱性・遮音性:気泡が空気層として機能し、優れた断熱性と遮音性を提供します。
・耐火性:ALCは火に強い素材であるため、耐火性能が高いのも特徴の1つです。

*製造方法と原料

・主原料:珪石、セメント、生石灰、アルミ粉末がALCを作る主な原料です。
・製造プロセス:これらの原料を高温、高圧の下、蒸気を使って結晶化させることでALCが製造されます。

*ALCの役割と重要性

・現代建築における利用:高層ビルから一般住宅まで幅広く使われており、特に日本では1960年代からその生産が始まりました。
・環境負荷の低減:自然由来の素材を使用しており、シックハウス症候群の心配も少ない環境に優しい建材です。

□おしゃれな外壁デザインのコツ

1:色の選択と組み合わせ

色の選択と組み合わせは、外壁デザインにおいて最も重要な要素の1つです。
ツートンカラーを利用することで、建物にダイナミックな印象を与えられます。
例えば、ホワイトとベージュの組み合わせは、温かみと柔らかさをもたらし、ナチュラルな美しさを演出します。

また、ホワイトとブルーの組み合わせは、シャープでモダンな印象を創り出し、建物のデザインを際立たせられます。
色の組み合わせによって、建物の雰囲気を大きく変えられるため、色選びには特に注意を払う必要があります。

2:素材の活用

素材の活用もまた、外壁デザインを際立たせるための重要な要素です。
タイル、レンガ、木材などの素材をアクセントとして取り入れることで、外壁に深みとテクスチャーを加えられます。

例えば、タイルは色彩豊かで、デザインの幅を広げられます。
レンガは温かみのある質感をもたらし、木材は自然の美しさと暖かさを外壁にもたらします。
これらの素材を効果的に使用することで、外壁に個性と魅力を加えられます。

3:デザインのコツ

デザインにおけるコツは、全体の調和を意識することです。
色数を抑えて統一感を出すことで、シンプルで洗練された外観を実現できます。
また、外壁だけでなく、玄関ポーチや車庫、門柱など外から見えるすべての要素を同じカラーパレットで統一することで、外観全体が1つの作品のように見えるようになります。
このように、細部にまでこだわりを持つことで、外壁デザインの質を高められます。

□まとめ

ALC外壁は、軽量性、断熱性、耐火性など多くのメリットを持ち、現代建築において重要な役割を果たしています。
また、ツートンカラーやアクセント素材の使用、色数を抑えた統一感のあるデザインなど、おしゃれな外観作りのための様々なテクニックがあります。
これらの知識を活用し、機能性とデザイン性を兼ね備えた外壁を実現してみてください。