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外壁塗装の見積もりには図面が必要?重要性と用意できない場合の対処法をご紹介

2024.03.05 (Tue) 更新

自宅の外壁塗装を検討中の家主が直面する1つの大きな課題は、正確な見積もりの取得と効率的な施工計画の策定です。
特に、塗装工事の前提となる外壁の面積やコストの計算には、建物の図面の有無が重要な役割を果たします。
今回は、外壁塗装における図面の重要性と、もし図面が手元にない場合の対処法について解説します。
図面を利用した計画立案のメリットから、図面がない状況での実践的な解決策まで、家主が知っておくべき情報を提供します。

□外壁塗装の見積もりには図面が必要

外壁塗装プロジェクトにおいて、図面が果たす役割は計り知れません。
正確な面積の測定から、コスト計算まで、図面は塗装工事の効率性と正確性を大きく左右します。
以下では、図面が外壁塗装においてなぜ重要なのか、その具体的な理由を解説します。

*塗装する面積の正確な把握

図面は、塗装すべき外壁の面積を正確に把握するための最も信頼できる資料です。
メジャーやレーザー距離計を用いた直接測定も可能ですが、高所作業の危険性や計測ミスのリスクを考えると、図面による事前の把握が遥かに安全かつ確実です。
特に、窓や扉など塗装しない部分の面積を差し引く作業は、図面があれば簡単に行えます。

*工事にかかる費用の予測

外壁塗装の費用は、塗装面積に基づいて計算されます。
図面により事前に正確な面積を知ることで、材料費や施工費の見積もりを正確に行えます。
これにより、無駄なコストを削減し、予算内でのプロジェクト遂行が見込めます。

□図面がない場合の対処法

しかし、すべての家主が自宅の図面を保有しているわけではありません。
図面を紛失したり、もともと手元になかったりするケースも少なくありません。
このような状況でも、正確な外壁塗装の見積もりを行うための実用的な対処法があります。

1:図面の取り寄せ

まず、住宅の設計や施工を担当した企業に連絡を取り、図面の取り寄せを試みましょう。
多くの場合、建設会社は過去のプロジェクトの図面を保管しており、費用や時間を要することなく取り寄せられます。
ただし、会社が倒産しているなどの理由で図面が入手できない場合も考慮する必要があります。

2:現地調査の依頼

図面が入手できない場合は、塗装業者による現地調査を依頼しましょう。
専門の業者が建物を実測し、塗装面積を算出します。
この方法は、図面がない状況でも正確な見積もりを行うための有効な手段です。
ただし、図面がある場合に比べて時間と労力がかかるため、事前に業者に図面の有無を伝え、適切な準備をしてもらうことが大切です。

□まとめ

外壁塗装における図面の利用は、正確な見積もりと効率的な施工計画の立案に不可欠です。
図面によって塗装面積の正確な把握と費用計算が可能になり、無駄なコストを削減できます。
一方で、図面がない場合でも、図面の取り寄せや専門業者による現地調査を通じて、正確な見積もりを行えます。
このような対処法を駆使することで、家主は正確かつコスト効率の高い外壁塗装計画を立案できるようになります。