外壁塗装は何年ごとにすべき?劣化のサインもご紹介
外壁塗装は、家を守るために大切なメンテナンスの一つです。
しかし、「何年ごとにやればいいのか」と疑問に感じている方も多いでしょう。
この記事では、外壁塗装の適切な時期や外壁塗装が必要なサインについて解説します。
□外壁塗装のタイミングとは?新築と再塗装の違い
1.新築の場合
一般的には、新築後10年が塗り替え時期の目安とされています。
ただ、外壁材の種類にも、モルタル・金属系サイディング・窯業系サイディング・樹脂系サイディング・木質系サイディング・ALCボードなど、様々な素材があり、それぞれのグレードによっても耐久年数に違いがあります。
また、周辺環境などによっても外壁の劣化状況は変わりますので、定期的なチェックが必要です。
2.再塗装の場合
再塗装の際は、使用する塗料の種類によって大きく左右されます。
塗料にはそれぞれ耐用年数があり、アクリル系なら5~7年、シリコン系なら10~13年、無機塗料であれば20~25年と長持ちします。
したがって、前回の塗装でどの塗料を選んだかによって、次の塗装時期が決まるわけです。
その他、ウレタン系なら8~10年、ラジカル系なら13~16年、光触媒塗料であれば15~20年が耐用年数とされています。
ぜひ参考にしてください。
□外壁塗装が必要な劣化のサイン
外壁の塗り替えを考える前に、まずは自宅の外壁を自分の目で確認することが肝心です。
新築から10年が経過したら、外壁の状態をチェックリストに照らし合わせて評価しましょう。
*変色
これは自然な経過によるものであり、すぐに対応する必要はありませんが、放置することで進行する劣化を見逃さないようにしましょう。
*汚れとコケ
外壁の汚れは、雨やホコリによって避けられないものです。
塗膜がしっかりと機能しているうちは、雨とともに外壁についた汚れも洗い流されるのですが、塗膜が劣化してくると、外壁の撥水機能が低下し汚れが付きやすくなります。
コケやカビ汚れが見られる場合は塗り替えを検討しましょう。
*ひび割れ
紫外線や雨風にさらされることで、外壁には徐々にひびが入ります。
小さなひび割れはすぐに対応する必要はありませんが、定期的な補修で被害を最小限に抑えられます。
大きなひび割れや多数の細かいひびが見られる場合は、外壁塗装を早急に検討するべきサインと言えるでしょう。
□まとめ
外壁塗装は、家の美観を維持し、長期的なコストを削減するために不可欠です。
この記事を通じて、「何年ごとに外壁塗装をするか」ということに対してイメージを固めていただければ幸いです。
当社では、屋根塗装・外壁塗装を承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。